中華街「関帝廟」に行ってきた

先日、中華街の関帝廟に行きました。

関帝廟というのは、中国の歴史物語「三国志」に出てくる武将、関羽を祭っているところです。

関羽というと、劉備張飛とともに、桃園の誓いを立てたことで有名ですね。桃園の誓いは、正史にないようですが、三人の強い絆を表すエピソードとして、定着しています。桃というのは、「百(モモ)」につながることから、100年の誓いという意味であるという説もあります(定説ではないので、参考程度)。

また、関羽には逸話も多く、かの有名な華佗が腕の手術のため麻酔をしようとしたら、麻酔を断り手術したなど、その剛胆ぶりが描かれています(正史には記述がない模様)。

映画として、最近レッドクリフが制作されたりと、未だに三国志は物語としても人気がありますね。関羽というと、立派なヒゲの印象がありますが、映画でもしかっりと見事なヒゲをしていました。パート1では見せ場もありますし、とても尊敬され人気のある人物であることがわかります。

中華街の関帝廟自体は、それほど大きくはないので、中華街に行った際には、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

これは自分のクセですが、神社仏閣などに行った時には、必ずその神社の来歴などが書かれたものも写真に撮っています。これは、その神社仏閣が、自身をどう捉えているかという視点で重要だと思っているからです。つまり、地域の人にとって、どういう神社なのかという意味が込められています。一般的な解説は本やネットにあるので、それらを参考にしています。この2つの視点から見ていくと、また別の世界が広がったりするから、面白いなと思っています。まあ、最近はほとんどまわれていないので、老後の楽しみぐらいに思っているところです。

全体的に煌びやかな印象があり、ふと、日光東照宮などをイメージしました。まあ、建築に詳しい方などからすれば、まったく違うと怒られてしまいそうですが。。。

sourece:関羽 - Wikipedia
sourece:関帝廟 - Wikipedia
sourece:桃園の誓い - Wikipedia
sourece:横浜 関帝廟《関帝廟入口》
sourece:華佗 - Wikipedia