帝王学―「貞観政要」の読み方を読み始める

「臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生」が読み終わったので、帝王学―「貞観政要」の読み方(山本 七平著)を読み始めました。貞観政要、皆さんも一度ぐらいは耳にしたことがあるかと思います。ただどんなものなのか、よく知らいない方も多いでしょう。かくいう私もあまりしりません。で、まずは、「貞観政要 - Wikipedia」を見ると、
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唐の史官である呉兢が編成したとされる太宗の言行録
〜引用ここまで〜
とあります。太宗というと、思い浮かぶのは「貞観の治 - Wikipediaですね。
〜引用〜
国史上最も良く国内が治まった時代
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とあるとおり、国を治める人にとっては、参考にしたい治世の1つといえるでしょう。
本書では、国を治めるという大きな視点ではなく、組織のリーダーにとって必要なことという視点で書かれています。これは、時代が変わり、権力の分散がおき、多くの組織のリーダーに権力が委譲したこと、そして民主主義へ移行したことから、組織のリーダーにも必要だという流れです(ざっと書いたのでちょっと語弊があるかもしれないので、詳しくは本書を確認ください)。
まだ、ちょっとしか読んでいないのですが、すでに個人的には興味津津です。本書ではすべてではなく、一部をピックアップしての紹介となっているので、そのうち「貞観政要」自体を読もうかなと思っています。