サンタクロースの「色」について調べてみた

そういえば、この時期の色といえば、サンタクロースですかねぇ。サンタクロースの赤白のイメージは、コカ・コーラが広めたという話。で、Wikipediaを見てみると、俗説という表記があります。
サンタクロース - Wikipedia
〜引用〜
コカ・コーラとの関係

コカ・コーラ社のコーポレートカラーはサンタクロースの衣装と同じ赤と白であり、サンタクロースの衣装はコカ・コーラの広告に由来するとする俗説がある。
しかし、米国コカ・コーラの広告にサンタクロースが登場したのは1931年であり、この時にはすでに遠く離れた日本ですらサンタクロースのおなじみの姿は確立されて十数年が経過していた。
〜引用ここまで〜
で、ちょっと疑問に思ったのでいろいろと調べてみたところ、
http://www.alc.co.jp/kid/xmas/01.html#q5
〜引用〜
昔はサンタクロースのイメージというのは決まっていなくて、体つきも服装もさまざまでした。太って白いヒゲを生やした、現在のサンタのイメージが定着したのは19世紀になってからのことです。
〜引用ここまで〜
表記は一致しますね。少なくとも19世紀以前は、特に定番はなかった様子。また、本ページでは、トーマス・ナストの絵が影響しているとか。で、
サンタクロースの服が赤い訳
ページ中ほどにあります。「毛皮服も赤っぽい」という表現があります。ただ、「赤っぽいから赤」っていうのは、どうなのだろうか?
ただし、赤というのはキリスト教では、重要な色だそうです。確かに、
枢機卿 - Wikipedia
をみると枢機卿の服装は赤白。で、さらに調べていくと
サンタクロースとクリスマスについて教えてください - クリスマスは... - Yahoo!知恵袋
枢機卿 - Wikipedia
このあたりの回答が、とても正解に近いように感じました。
また、
fujiyanの添書き:「チェルシー」は「サンタ」像の発祥地
文章中ほどにあるトーマス・ナストのクリスマス画集のサンタは、赤というより、紫ですね。
さらに、英語ですが、
FACT CHECK: Did Coca-Cola Invent the Modern Image of Santa Claus?
簡単にいえば、赤白は前から決まっていたと。ページ中ほどがそれ。

つまり、もともと赤や白は宗教的に特別な色でよく使われていて、サンタクロースもある程度赤白が主流だった。それを今の鮮やかな色でキャラクターに仕上げ、販売戦略として使ったのがコカ・コーラ社。元のサンタクロースを生かしたうまい戦略ですね。
個人的な結論として、今のサンタクロースのイメージは、やはりコカ・コーラ社が作ったと言えると思います。色は元々赤白だったということです。

  • 日本のクリスマスの歴史|年表

http://www.christmasmuseum.jp/ChristmasHistoryJapan.html
実は結構昔から日本でもクリスマスの知識はあったようです。

※最後に、本内容は、とりあえず、1時間で調べて書くという、個人的なルールの下、書いたものです。一部語弊があったり、間違っていたりするかもしませんので、あしからず。